読書#2 2025年を支配する破壊的企業 SB新書

古典ばかり読んでいては松陰の甥小太郎と同じ運命をたどってしまうので今度は未来予想についての本を読みました。自分がこれから具体的に何を勉強していけばいいか模索中です。先ほどのは冗談ですが小太郎は明治に入っても東京遊学を許してもらえず萩で古典を勉強させられていました。

この本はアメリカの有名な11社の企業がいかに今後も覇権を握っていくかを滔々と書いています。今のアメリカの有名企業はいろいろな分野に手を出しており、何々屋さんとは言えない状態です。技術屋さんというよりも特定のビジョンを掲げる集団だとのことです。例えばグーグルは「情報を使えるように整理したい人たち」です。この目的のためなら特に業種にはこだわらず活動するということです。私としては謎の集団というイメージでしたがビジョンを共有する人たちととらえると腑に落ちました。かつて日本のソニーなどもいろいろなジャンルに裾野を広げていきましたが、どちらかというと行き当たりばったりという感じでした。また、大きく違う点が1つあります。データです。ソニーは裾野を広げた業界同士に関連性はありませんでしたが、グーグルの場合はデータでつながっています。特定の業界で集めたデータを解析しニーズを調べ、自分たちのビジョンに沿ってさまざまな角度(業種)からサービスを提供する。アマゾンなども同様です。日本企業もビジョンを掲げる会社は多いですがデータがなくニーズがわからないためどのようなサービスを提供すれば自分たちのビジョンが達成できるかわからない状態だと思います。

教育について。アメリカでは現役プログラマーと交流する機会が多く設けられているそうです。最先端技術を持った大人との交流は確かに必要だと思いました。

あと全然知らなかったのですがインポッシブルフーズの牛肉の触感がする大豆肉たべたいです笑

データの収集が進めばより客のニーズに沿うことができ、おもてなしでもアメリカに負ける日が来るという予測は衝撃でした。

2日で2冊はなかなか疲れました。言いたいことはいっぱいあった気がしますがこのあたりで、、

ではまた

 

今後読みたいキーワード

アメリカの教育

文化と言葉 そうはいってもなんでここまで差がついた?という疑問から

ウォールストリートジャーナル 特にテクノロジーの欄、日本語になってる記事少ない  

               らしいです。

知らなかった言葉

ニューラリンク